일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ひゃくものがたり

山椒大夫・高瀬舟

森 鴎外

森 鴎外의 山椒大夫・高瀬舟(ひゃくものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,466자 · 92화면

아오조라 문고

右の肩尖から乳へ掛けて切り下げたのである。虎蔵はよろけた。りよは二太刀三太刀切った。虎蔵は倒れた。

「見事じゃ。とどめは己が刺す」九郎右衛門は乗り掛かって吭を刺した。

九郎右衛門は刀の血を虎蔵の袖で拭いた。そしてりよにも脇差を拭かせた。二人共目は涙ぐんでいた。

「宇平がこの場に居合せませんのが」と、りよは只一言云った。

九郎右衛門等三人は河岸にある本多伊予守頭取の辻番所に届け出た。辻番組合月番西丸御小納戸鵜殿吉之丞の家来玉木勝三郎組合の辻番人が聞き取った。本多から大目附に届けた。辻番所組合遠藤但馬守胤統から酒井忠学の留守居へ知らせた。酒井家は今年四月に代替がしているのである。

酒井家から役人が来て、三人の口書を取って忠学に復命した。

翌十四日の朝は護持院原一ぱいの見物人である。敵を討った三人の周囲へは、山本家の親戚が追々馳せ附けた。三人に鵜殿家から鮨と生菓子とを贈った。

酉の下刻に西丸目附徒士頭十五番組水野采女の指図で、西丸徒士目附永井亀次郎、久保田英次郎、西丸小人目附平岡唯八郎、井上又八、使之者志母谷金左衛門、伊丹長次郎、黒鍬之者四人が出張した。それに本多家、遠藤家、平岡家、鵜殿家の出役があって、先ず三人の人体、衣類、持物、手創の有無を取り調べた。