후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
やまつばき
山椿
山本 周五郎
山本 周五郎의 山椿(やまつばき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,911자 · 32화면
、毒を消すには至極だから」
医者が帰るとすぐ、必要なところへ使者を出し、主馬は独りで、また妻の居間へとはいっていった。
両家の親族が駆けつけたとき、死躰はもう納棺されてあった。そして順庵老の厳しい戒しめで、実父の須藤宗右衛門でさえ死顔を見ることが許されなかった。――余り突然であり、夢のようだ。通夜の席ではそのことが繰り返され、主馬に同情が集まった。彼は石のように黙って、終夜きちんと棺の側に坐っていた。
その翌日の朝、葬礼が行われた。初七日が済むと主馬は勤めに出はじめた。御殿改築の責任者だから、長く休む訳にはいかなかったのである。大沼から手伝いに来ていた従妹は、相談の結果そのまま留まることになり、荷物も運び戻された。家の中は少しずつ平常の姿に返っていった、暗い不幸の匂いは消えないにしても、あるじの多忙な明け昏れにつれて、生活はしぜんとおちつきをとり戻した、――こうして日が経っていった。
三十五日の法要があった翌日、主馬は納戸奉行の栗原和助をその役所に訪ねた。栗原は主馬より三つ年長である、彼は主馬の話を聞いて審しさに眼をすぼめた。
「榎本良三郎というのはいるよ、然しそれはよしたほうがいいね、あれはだめだ、とても使えるような人間じゃないよ」