일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しまもり

島守

中 勘助

中 勘助의 島守(しまもり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,146자 · 37화면

아오조라 문고

栞にしようと思う。

南の浜には雑草のなかに小菊がさきみだれている。そして汀に立つただ一株の大木のほかにはいつも水をくんだり米をといだりするところに一本のみず木と柳が枝をまじえてるばかりでこれといった木もない。柳は水のうえへのりだして風の日にはなびき、雲のない日には影をうつす。その根もとには蘚苔の糸根かなにかいっぱいに紅く波に洗われ、渚には砂まじりの小石が綺麗にすいてみえる。そこで器を洗うと雑魚の群がよってきて指をせせる。時にはまた蟹が鋏をあげて這いよるのを匙ですくって水のなかへ投げてやるとそのまま深みへはい込んでしまう。ここは崖と森に北風をせかれて島のなかでいちばん暖い処である。春の野に似て和かな南の岡は湖のかなたに波うち、そこにほとほとと模様をおいた灌木、榛の木の小村へかよう小路、草を負うた馬や人のとおるのもみえる。秋になると皆が草刈りにゆくときいたが、見ればところどころ綺麗に刈られて幾団にも刈草が積まれている。

夕。鳥居へおりる石段のなかほどまでいって立っていた。北風がひゅうひゅうと雨をうちつける。右ての小暗い葦のなかに筌がひとつうちよせられてるのでほかにもありはしないかと見まわしてたら鷺が一羽あわただしくたって北浦のほうへ飛んでいった。