일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あらし

嵐

島崎 藤村

島崎 藤村의 嵐(あらし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,007자 · 108화면

아오조라 문고

正義が顕れて、大きな盗賊やみじめな物乞いが出た。

私たちの家の婆やは、そういう時の私の態度を見ると、いつでも憤慨した。毎月働いても十八円の給金にしかならないと言いたげなこの婆やは、見ず知らずの若者が私のところから持って行く一円、二円の金を見のがさなかった。

そういう私たちの家では、明日の米もないような日がこれまでなかったというまでで、そう余裕のある生活を送って来たわけではない。子供らが大きくなればなるほど金がかかって来て、まだ太郎の家のほうは毎月三十円ずつ助けているし、太郎の家で使っている婆さんの給金も私のほうから払っているし、三郎が郊外に自炊生活を始めてからは、そちらのほうにも毎月六十円はかかった。次郎や末子というものも控えていた。私も骨が折れる。でも、私は子供らと一緒に働くことを楽しみにして、どんなに離れて暮らしていても、その考えだけは一日も私の念頭を去らなかった。

思いもよらない収入のある話が、この私の前に提供されるようになった。

私たちの著作を叢書の形に集めて、予約でそれを出版することは、これまでとても書肆によって企てられないではなかった。