일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぞくほうしこう

差別の根源を考える

喜田 貞吉

喜田 貞吉의 差別の根源を考える(ぞくほうしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,985자 · 289화면

아오조라 문고

しかしこれだけでは、ただ交際を嫌われるというだけで、そうひどく賤しまれるはずはない訳でありますが、いわゆるエタにとって今ひとつの大きな災難は、彼らの生活に不足がなかったということです。徳川時代には、百姓町人らの生活は非常に行き詰まっていて、事実上大勢の子供を養育するほどの余裕がありませんでした。したがって産児制限が盛んに行われ、平均したところで二人の親は、二人の子しか育てなかったがために、世間の人口はほとんど増加しませんでした。しかるにその間において生活の豊かな長吏の仲間には、ほとんど産児制限ということがなく、はなはだしく人口が増しました。これはひとつは当初世間の需要も多く、自分ら仲間の勢力を盛んならしめんがためにということもありましょうが、主なる原因は平素屠殺を業とし、罪障の深いものとして、他の宗旨から顧みられなかったものが、いかなる罪人でも救いとって往生せしめるという一向宗の信徒となったがために、この宗旨の教導から、堕胎や間引きをしなかったという理由もありましょう。ともかく世間の人口が増さぬ間に、この側の人々のみ非常に殖えた上に、世の中の秩序も定まり、国家の取締りも行き届いて、私設の警察の必要がだんだんと少くなったものですから、自然失業の警察吏が無数にできた訳です。