일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぞくほうしこう

差別の根源を考える

喜田 貞吉

喜田 貞吉의 差別の根源を考える(ぞくほうしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,985자 · 289화면

아오조라 문고

公民となっていたものが、なんらかの事情でその本籍地から逃亡したものなのです。

浮浪民と申しましても、必ずしも常にその居所を定めず、各地を浮浪していたものばかりではありません。中にはすでに一定の居所を定め、部落を作っているものがありましても、一旦すでに公民の戸籍が定まり、国民の身分ができてしまった以上、新たにその戸籍に編入せられるまでは、やはり浮浪民として取り扱われたのでした。もっとも国家施政上の方針としては、なるべくこれをその本籍に返し、あるいは新たに公民に取り立てることにはなっていましたが、どうで逃亡するくらいのものが、よしや本籍に帰りましたところで、うまく納まらない場合が多く、ことに一旦社会の落伍者として、公民すなわち農民によって衣食の資を得るようなものであってみれば、自然社会から賤視せられて、実際上それを一緒にすることは容易でありませんでした。これがために、後には浮浪民の部落の存在が国家から認められて、その戸籍までができているような場合がありましても、やはり浮浪民は浮浪民として別扱いになっておりました。

彼らはむろん、国法上にいわゆる賤民ではありません。