후리가나로 읽는 일본 고전
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パリのうたうたい
巴里の唄うたい
岡本 かの子
岡本 かの子의 巴里の唄うたい(パリのうたうたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,746자 · 8화면
ドュフランはそれをまあまあと押えて唄うたいの窮状をくわしく述べ、終りに嘆願の筋を申出た。警視長官は市会議員に対する儀礼としてちょっと熟考の形を取ったが肚は決っていた。
「どう考えて見ましてもこのお申出についてはあなたのお顔を立てかねますな。但、御陳情によりまして以後、唄うたいの新出願者は決して許可しないことにいたしましょう。つまり、巴里の唄うたいの数を現状の三百人より増さんように。」
ドュフランは自分の考えた第二策を今度は持ち出した。
「御厚意を謝します、しかし今一度お考え直しを願いたいことは――もしあれ等がフランス固有の唄も混ぜて唄うとしたらどうでしょう。日々にフランスの国風が頽廃して行くのはお互い識者たるものの嘆じているところです。町の唄うたいが揃ってフランスの歴史的の唄をうたって歩いたらこれあずいぶんこの国の首都に好い感化を与えますぞ。」
警視長官は面白くもない昔の唄を町の唄うたいが義務で唄う表情を想像して笑いたくなったが我慢して穏かに断った。
ムッシュウ・ドュフランはサン・ドニのキャフェへ帰って行った。審議は仕直された。第二の決議が出来た。すこぶる激越の調子を帯びた決議文が成文された。