후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
拝領町屋の雑賀屋の寮には、おせい様が、すっかり膳部のしたくをととのえて、今くるか、いま来るかと、いらいらして待っていた。そこへ、磯五とお駒ちゃんが乗りこんで行くと、おせい様は、
「おいでくださらないのかと思いましたよ」
と、恨むようにいって、さっそく二人を奥の座敷へ案内した。そこには、燭台に灯がはいって、もう配膳するばっかりになっていた。おせい様は、得意げに、磯五を見ていった。
「いつかお話ししましたよねえ。あたらしい料理人が来て、そのおじいさんは、お料理からお客のほうまで、一人でしないと気に入らないといった――久助というのですよ。ひとつ手腕を見てやってくださいよ」
縞の着物に、雑賀屋のしるし半纒を着た、六十近い白髪の老爺が腰をかがめて、料理の盆を持ってはいって来た。
それが、いま話に出た久助であった。
宵宴
一
自分で料理をしてじぶんで給仕までしないと気がすまないという変わり者の久助だ。その久助が、料理の皿をいろいろと盆にのせて、部屋へはいって来たので、三人は、そっちを見た。
おせい様は、その腕ききの奉公人をあたらしく得たことを誇るように、磯五の顔を見上げて笑った。