후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
黙って磯五を見上げた。
磯五が、いった。
「きょうは店が忙しかったので、お駒ちゃんはくたびれているのですよ。なあ、お駒ちゃん、おせい様もせっかくああいってくださるんだから、先に失礼したらいいじゃないか。駕籠をそういってもらうから、支度をしなさい。わたしが、そこまで送って出て、駕籠へ乗せてあげる」
おせい様と二人きりになりたかったので、磯五がそういうと、お駒ちゃんはおとなしく帰る支度に立った。おせい様と磯五と、婢たちが戸口まで送って出た。お駒ちゃんはいつになくしんみりしていて、おせい様にも丁寧に別れの挨拶をした。ついぞないことなので、磯五は、そういうお駒ちゃんを不思議そうに見ていた。おせい様も、何だか勝手が違って、まごまごしていた。
磯五が往来までいっしょに出て、お駒ちゃんを駕籠へ乗せた。駕籠は、もう呼ばれて来て、ふたりの駕籠かきが、息杖を突いて待っていた。久助が格子をあけたまま、小腰をかがめて見送っていた。お駒ちゃんを送り返して、引っかえしてくると、磯五は久助の横を通って家へはいりながら笑った。
「妹だが、ちとからだが弱いんでな、騒がせてすまなかった」