일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうせつきょうほうずえ

巷説享保図絵・つづれ烏羽玉

林 不忘

林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면

아오조라 문고

「これはいかん。これでは、いつまでたっても屋敷へ帰れぬ。夜が明けてしまう。まず、あの屋根の上の男を何とかせねば――」

というのが、お高に聞こえた。となりの、色の白い武士の声だった。彼は、そういって、なにか思案しているふうだったが、何事か思いついたとみえて、面白そうに笑って、仲間へささやいた。仲間は、びっくりして、あわてた大声を出した。

「いけません。殿様、そんなことをなすってはいけません」

「なあに。お前は、ここに待っておれ。すぐ帰る」

侍は、さらりと羽織をぬいで、面くらっている仲間の手へ押しつけて足袋はだしになった。しかたがないので、仲間がその履物を拾い上げて、ふところへ入れたとき、さむらいのすがたは、もう人をかきわけて消えていた。

ことばが、群集の上を、伝わってきた。

「おい、あの野郎は、鷹匠町の勘だとよ」

「なに、鷹匠町の勘か。道理でやりやがると思った」

「勘の畜生か。ちっ、ますます生かしちゃおけねえ」

お高は、そういう荒あらしいことばを聞きながら、思った。鷹匠町というのは、これからうぐいす谷へ出て、松平讃岐守さまのお下屋敷を迂回して裏手へまわったそのへん一円の、御家人などの多く住んでいる一区劃であった。