후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
ほかの、おゆう様が初代の宗庵先生から受け継いだ柘植家のものは、そっくりその娘のお高さまへ遺されているわけなので――このへんのことは、その、どなたか柘植の方がお出になるまで、当店と話し合いで柘植様の世話役に立っていてくださる人におききになれは、すっかりおわかりになることと存じます。そのお方は、ふか川で名の売れた木場の甚とおっしゃる顔役でございます」
木場の甚というのは、お高の話にも出た、古石場の家で相良寛十郎が死んだときに、そのあと始末を引き受けて、いっさいがっさいやってくれたという人であった。この、お高が父と思いこんでいる、古石場で死んだ相良寛十郎なる人物が、ほんとのおゆうの良人の相良寛十郎であったかどうか――そこらのところも、その木場の甚にただせばわかるかもしれない。
とにかく、大変な金がお高を探して待っていて、それがいま、お高の手へころげ込もうとしている。金に興味のない一空さまだが、そう思うと、お高のために勇躍したこころになった。厚く伊之吉に礼を述べて、その不動新道の店を出た。
三
要橋ぎわの吉永町に大きな家を構えて住んでいる木場の甚は、七十あまりの老人だが、矍鑠として、みがき抜いた長火鉢のまえで、銀の伸べ煙管でたばこをのんでいた。