일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうせつきょうほうずえ

巷説享保図絵・つづれ烏羽玉

林 不忘

林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면

아오조라 문고

どうかお手をお引きねがいましょう」

若松屋惣七は、もう若松屋惣七に返っていた。磯五は、ちょっとけわしい眼をした。二人の男が、瞬間、気を詰めて向かいあった。

磯五は、畳をふく手をやめなかった。結局、こぼれた茶は、もとの夫婦によって掃除された。

磯五は座にかえった。

「ほう。お高――さまというのでござりますか。お高に高音、いや似たような人に、似たような名があるもので。は、は、は、は」と小刻みに笑ってから「思いがけないところで、行方知れずで捜しあぐんでおりました家内に出あいまして、ほんとに、こんなうれしいことはござりませぬ」

若松屋惣七は、ぷすっとして黙りこんでいた。お高は、ふたりのあいだにすわって、もじもじしていた。蒼い顔を極度に緊張させて、惣七と磯五を、いそがしく見くらべていた。彼女はまだ、真昼の悪夢からさめきらぬ思いがしているに相違なかった。

磯五が、ひとりで、他意なさそうにつづける。

「どうもひょんなぐあいでございますな」と、それから彼は、お高のほうへ向き直って、

「きょうはな、麻布十番の馬場やしき内高音というお女から、呉服代二百五十両をお取り立てくださるように、こちら様へお頼みしてあるという番頭めの話を聞いて、それはお前、わたしの家内なのだとびっくりしてな、じつは早々取り消しに願うつもりで、こうしてわたし