일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうせつきょうほうずえ

巷説享保図絵・つづれ烏羽玉

林 不忘

林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면

아오조라 문고

「なあに、おれには何もできはせぬ。これもすべて、江戸の若松屋惣七がいよいよ真剣に乗り出したという評判が立ったからだ。いわばお主は、江戸にいて、この掛川の具足屋を生かしたのじゃ」

などとあっさり謙遜して、相手を立てた。それからこれは述懐らしく、しんみりいった。

「武道と商道は一致するものだな。どちらも気ひとつである。硬きがごとくして軟かく、柔らかきがごとくして固く、つるぎをとる要領で算盤を持つのだ。剣をとるには、濡れ手ぬぐいを絞るようにやんわり持つ。そろばんを手にするにも、このこつが第一だ――ということを、なに、このごろ発見したばかりじゃ。あはっははは」

とつるりと顔をなでて、もう何をいったか忘れたようにすまし返ったのだが、そのようすをぼんやり網膜へうつして、若松屋惣七は、相変わらずの龍造寺主計であるとにっこりした。

龍造寺主計の義侠で、もとの経営者東兵衛の妻女が女中頭に使われていて、挨拶に出た。東兵衛は、まだ気がふれたままで裏山に掘立て小屋を作って入れてあるとのことだったが、若松屋惣七は、妻女の気もちも察して、見舞う気になれなかった。

経営の打ち合わせや、帳簿の引きあわせなど、そのために来た用事が、何日もつづいて尽きなかった。