후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
湯屋のを借りてすましたのだろう、手ぬぐいは持っていなかったが、ほんのりとした顔や首筋の色艶、確かにあれは風呂のもどりのようだった。それに、神田で駕籠屋に聞いたところでは、神楽坂お箪笥町の南蔵院前まで行くようにといったとのことだが、これはどうせでたらめにきまっていらあ。
あいつ、俺の意中を知ったら、よもやああまでまこうとはしなかったろう。いや、それを感づいたればこそ、あんなに智恵を絞って後白浪と逃げたのかもしれぬ。あの女が果たしてあれなら、昨日ぐらいの芸当は朝飯前のはずだからな。
が、どっち道、広いようで狭いのがお江戸だ、いずれそのうちにまた顔が合う。
今度見かけたら――。
しょっぴいて引っぱたいて、一件の泥を吐かせて、みごとおいらが手柄にするか? 一件とは何だ?
なあに、それよりゃあ――とここまで考えて来て、安兵衛はにっと笑った。
「湯上がり姿にゃ親でも惚れる、ふふふふ、こいつあ存外面白えぞ」
なに、面白いものか。女のことをひとり胸に畳んで、手前の親分いろは屋文次にさえぶちまけないのを変だと見ていたら、それも道理、お役徳という小者根性から、虎の威を嵩にきてだいぶちょくちょくうまい汁を吸っているものとみえ、御免安のやつ、何かとんでもないことをもくろんでいるらしい――。