후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
「亀なんざ小指でころりだ」
「そういうお前も、あんまりほめたざまじゃあなかったぜ」
「なんにしてもまあ、えれえ手違えになったもんよなあ」
「狂言だと思って投げられていたこちとらこそいい面の皮だ」
「全くだ。こんな御難はねえ」
「おらあ投げられてもいいから、もう一度あの女を見てえ」
「ちえっ! それだけ鼻の下が長けれあ豪気なもんだ。丹三はどうした、丹三は」
「丹三の来ようが遅いから起こったこった」
「丹三はどこにいる? 丹三!」
「丹三あっ! たんざあああうっ!」
「丹三、丹三い!」
「えおう、たんざあい!」
丹三、丹三と丹三を売りに来たようなにぎやかさ。
丹三やい、帝釈やいと呼ばわっていると――、
「おい、ここだ、ここだ、助けてくれ」
という情けない声がして、路傍の大溝から帝釈丹三が今やはいあがるところ。
寄ってたかって引き揚げたが、その臭いこと、一同あっと鼻をつまんだ。
いい若い者がどぶ泥まみれ、名前のとおりに帝釈さまの金仏そっくり。
「どうした、丹兄い」
「どうもこうもねえ。背後からかぶりついたら振り飛ばされてこの始末よ」
「おうやおや、お前も投げられた組か」
「自慢じゃねえが、真先にやられた。