일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうせつきょうほうずえ

巷説享保図絵・つづれ烏羽玉

林 不忘

林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면

아오조라 문고

文次は丁寧に腰をかがめた。

「ちょいとうかがいますが、この三軒目はどなたのお住まいで?」

「三軒目かえ」おかみは振り返りもしない。「里好さんてってね。狂歌とかなんとかやる人だとさ」

「へえい! 狂歌師の里好さん――?」

「ああ。手枕舎っていうんだよ」

手枕舎里好――聞いたことのねえ名だ。いずれ一皮むけばれっきとした御仁には相違なかろうが、それにしても化けたもんだ。世の中は手枕で渡るのが利口とは、なるほどこれあ御託宣だわえ――文次はちょっと吹き出したかったが、しかし考えてみると、たといはずみにもせよ、浮世小路の親分として人に知られた文次の懐中物を抜くんだから、この里好宗匠、よほどの腕ききとみえる。

ことにあの小判、あれはこのさい、文次にとっては何者にも代えがたい手がかりだ――と思うと、文次も笑っている場合ではない。すっとお神のそばへ寄って行って、

「おう、出入口はあの一つか」

と、急に変わったこの番頭ふうの男の調子に、おかみは眼をまるくしてどぎまぎしていた。

家の中では里好と女がてんてこまいを演じている。

今朝がたあんなにめかして出て行った里好が、いま駈け込んで来たのを見ると、なんのためにどこで着かえたものか、松坂木綿のよれよれになったやつへ煮しめたような豆しぼりというやくざな風体をしているのだから、女が面くらった