후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
ているだけだ。どこからどこまで黒いぶくぶくの袋が歩きまわっているとしか見えない。
なるほど、こうしていれば、たとい何人集まろうと、どこの誰だか、いや、男だか、女だか少年だか老人だか、お互いにさえいっさいわからぬわけである。異様といおうか怪絶といおうか、ただもう妖しいながめであった。
この同じ服装の人物が無慮三百人もうろついているのだ。
名山の本堂のような、お城の評定の間のような、見渡す限りの広やかな部屋である。四方の壁は丸太で組み上げて、天井は荒板張りの籠編み、水気をいとってところどころに粘土が塗りつめてある。床には筵が何枚も敷き詰めているとみえて、誰が歩いても跫音がしない。
あちこちに夜具の山が見えるのは、この連中が寝るとき用いるものであろう。おぼつかない蝋燭の光が全体をかすかに、悪夢のように照らし出しているのだ。
どこだろう、いったい?
いうまでもない。江戸中の大悪党の寄合い所といって、手枕舎里好がお蔦を連れ込んだ、あの妖異きわまる姿見の井戸である。
去る者は追わず、来る者は拒まず――これが姿見井戸の金科玉条であった。士農工商のいずれを問わず、また、いかなる罪を犯したものであろうとも、あるいは事実は綺麗なからだであろうとも、何でもいい、誰でもいい、はいって来る者にはいっさいの休安と保護とを与えて、出