후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,432자 · 18화면
た。
或る時も三枝未亡人が駒形の師匠の宅へ見えられ、娘のことについて師匠に相談をされている。
「……今日では、もはや、武家、町人と区別を立てる時節でもなく、町家でも手堅い家であり、また気立ての好い人物ならば、綾を何処へでもお世話をお願いしたい。貴君は世間が広いから、好い縁があらば、どうか、おたのみします」
など話しておられる(私はまだ小僧時代であるが、店のことや、奥のことも走り使いをしている時のことで、よくその消息を知っている)。それで、師匠もその事について心配をしておられました。
ここにまた師匠の華客先で神田和泉橋に辻屋という糸屋がありました。糸屋でこそあれ辻屋は土地の旧家で身代もなかなか確かりしたもの、普通の糸屋と異って、鎧の縅の糸、下緒など専門にして老舗であった。主人は代々上品な数寄者であって、いろいろその頃の名工の作など集められた。それで師匠も辻屋に出入りをしておった訳である。彼の彫金の大先生加納夏雄さんが京から江戸へ出た時に草鞋を脱いだ家がこの辻屋ということです。今日でいう美術家とはいろいろ深い縁故のある家であった。
この辻屋の次男に貨一郎という人があった。