후리가나로 읽는 일본 고전
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へいぼん
平凡・私は懐疑派だ
二葉亭 四迷
二葉亭 四迷의 平凡・私は懐疑派だ(へいぼん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 81,548자 · 161화면
父が上京して何を遣りたいのだと言った時にも、言下に政治学と答えた。飛んだ事だといって父が夫では如何しても承知して呉なかったから、じゃ、法学と政治学とは従兄弟同士だと思って、法律をやりたいと言って見た。法律学は其頃流行の学問だったし、県の大書記官も法学士だったし、それに親戚に、私立だけれど法律学校出身で、現に私達の眼には立派な生活をしている人が二人あった。一人は何処だったか記憶がないが、何でも何処かの地方で代言をして、芸者を女房にして贅沢な生活をしていて、今一人は内務省の属官でこそあれ、好い処を勤めている証拠には、曾て帰省した時の服装を見ると、地方では奏任官には大丈夫踏める素晴しい服装で、何しても金の時計をぶら垂げていたと云う。それで父も法律なら好かろうと納得したので、私は遂に法学研究のため斯うして汽車で上京するのだ。
二十六
東京へ着いたのは其日の午後の三時頃だったが、便って行くのは例の金時計をぶら垂げていたという、私の家とは遠縁の、変な苗字だが、小狐三平という人の家だ。招魂社の裏手の知れ難い家で、車屋に散々こぼされて、辛と尋ね当てて見ると、門構は門構だが、潜門で、国で想像していたような立派な冠木門ではなかった。