후리가나로 읽는 일본 고전
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へいわじぎょうのしょうらい
平和事業の将来
大隈 重信
大隈 重信의 平和事業の将来(へいわじぎょうのしょうらい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,320자 · 23화면
而して、ナタールはどういう国であるかというと、吾人の最も尊敬する、ことに同盟国たる英国政府の支配の下にある国である。こういう訳である。ところが、ご承知の通り、英国は殖民地に対して、ことに経済上に於ては自由を与えている国であるから、英国政府が如何に日本に対して気の毒であるといっても、政府の権力が其処まで届かぬのである。ちょうど亜米利加合衆国の如きも、各ステートが立法権をもって、ほとんど独立している。太平洋沿岸に於て日本人を苦しめるから、華盛頓政府があまり手厳しいというので軟らかにしようと思っても、なかなかむつかしい。合衆国の政府は、ステートをそういうところまで、圧迫する力がない。憲法が、そういう工合に出来ていないのである。もっとも一世紀前には、合衆国が今日のように膨脹し、五十州にもなろうとは、如何に聡明な人でも予期しなかったとみえて、今日に於ては憲法をなんとか改正しなければ、中央政府の力で各ステートを充分に支配することが出来ぬという有様である。それがために、他の支那人とか印度人とかいう他の亜細亜人を措いて、日本人だけでも、欧羅巴人と同一の仲間に入れてもらいたいと思うたけれども、なかなか入れてくれない。