후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ひらがげんないとりものちょう
平賀源内捕物帳
久生 十蘭
久生 十蘭의 平賀源内捕物帳(ひらがげんないとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,159자 · 39화면
秩父の御囲い鉱山から掘り出した炉甘石という亜鉛の鉱石、これが荒川の便船で間もなく江戸へ着く。また長崎から取り寄せた伽羅で櫛を梳かせ、その梁に銀の覆輪をかけて「源内櫛」という名で売出したのが大当りに当って、上は田沼様の奥向から下は水茶屋の女にいたるまで、これでなければ櫛でないというべら棒な流行りかた。
物産学の泰斗で和蘭陀語はぺらぺら。日本で最初の電気機械、「発電箱」を模作するかと思うと、廻転蚊取器なんていう恍けたものも発明する。
「物類品隲」というむずかしい博物の本を著わす一方、「放屁論」などという飛んでもない戯文も書く。洒落本やら草紙やら、それでも足りずに浄瑠璃本まで手をつける。
例の頓兵衛が出て来る「神霊矢口渡」は、豊竹新太夫座元で堺町の外記座にかかり、ちょうど今日が初日で、沸き返るような前景気。まず、ざっとこんなあんばい。
才気縦横、多技多能……、四通八達とでも言いましょうか、江戸始まって以来の奇才と評判される多忙多端の源内先生が、明和七年正月十六日の朝ぼらけ、ところもあろうに五重塔の天辺で悠々閑々と筒眼鏡で景色などを眺めてござるなどはちと受取れぬ話。