후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだん
幻談・観画談 他三篇
幸田 露伴
幸田 露伴의 幻談・観画談 他三篇(げんだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 80,544자 · 161화면
しかし杜九如も前言の手前、如何ともしようとはいわなかった。つまり模品だということを承知しただけに止まって、返しはしなかった。九如のその時の心の中は傍からはなかなか面白く感ぜられるが、当人に取っては随分変なものであったろう。しかしこの委曲を世間が知ろうはずはない、九如の家には千金に易えた宝鼎が伝わったのである。九如は老死して、その子がこれを伝えて有っていた。
王廷珸字は越石という者があった。これは片鐙を金八に売りつけたような性質の良くない骨董屋であった。この男が杜九如の家に大した定鼎のあることを知っていた。九如の子は放蕩ものであったので、花柳の巷に大金を捨てて、家も段※(二の字点、1-2-22)に悪くなった。そこへ付込んで廷珸は杜生に八百金を提供して、そして「御返金にならない場合でも御宅の窯鼎さえ御渡し下されば」ということをいって置いた。杜生はお坊さんで、廷珸の謀った通りになり、鼎は廷珸の手に落ちてしまった。廷珸は大喜びで、天下一品、価値万金なんどと大法螺を吹立て、かねて好事で鳴っている徐六岳という大紳に売付けにかかった。徐六岳を最初から廷珸は好い鳥だと狙っていたのであろう。