일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かげおとこ

影男

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 影男(かげおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,133자 · 310화면

아오조라 문고

じゃあ、九時に、そこへ行きましょう。道順は?」

相手はその道順を教えて、電話を切った。

影男の春泥は、ちょうど九時に、そのバーを捜し当てて、薄暗い地下室へはいっていった。

「須原という人来てる?」

スタンドのマスターらしい中年の男が、これに答えて、奥の院のような感じの、暗い場所をさし示した。ドアはないけれど、壁で半分仕切りができていて、スタンドの前の客からは見えないようになっている。そこに細長いテーブルを隔てて、低い長イスとひじ掛けイスが向かい合っていた。

その長イスのすみに、黒い服を着た、やせた小男がちょこんと腰かけていた。

「須原さんですか」

「そうです。佐川先生ですね」

春泥は須原に向かい合って腰をおろした。須原はボーイを呼んで、ハイボールを注文した。かれはタバコ好きとみえて、灰ざらにタバコが五、六本たまっていた。春泥もタバコを出して火をつけた。

「ここなら普通の声で話してもだれにも聞こえませんね」

「だいじょうぶです。それを確かめてから、ここにきめたのです」

「それじゃ、お話を伺いましょう」

ハイボールが来たので、お互いに、ちょっとささげ合って、口をつけた。