후리가나로 읽는 일본 고전
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 後の業平文治(のちのなりひらぶんじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 109,545자 · 216화면
ことも無かろうと思います」
主「それは/\、何(ど)うかまア此の老爺(おやじ)の生きて居ります中(うち)に、敵(かたき)が討てますれば、もう私(わたくし)は外(ほか)に思い残すことは有りませぬ、何うか一刻もお早く」
町「他人の貴方様までそう思召して下さるのは誠に有難う存じます」
ところへ亥太郎がぶらりと遣(や)ってまいりました。文治夫婦を認むるより狂気の如く飛上って、
亥「やッ旦那、よくお帰りなせんした、御新造嬉しい、私(わっち)ア亥太郎でござんす」
と互の挨拶も済んで、それから主客数人、久々の逢瀬(おうせ)に語り尽(つき)せぬ其の夜(よ)を明しまして、一日二日と過ぎます内にはや三月の花見時、向島の引ける頃、混雑の人を掻退(かきの)け/\一人の婦人が立花屋へ駈付けてまいりまして、
女「はい御免下さいまし、此方(こちら)は立花屋の隠居でござりますか」
主「何方(どなた)でございますえ」
女「はい私(わたくし)は向島の權三郎方(ごんざぶろうかた)から」
主「あゝ忰がまいって居りますから其の使(つかい)にでもおいで下さいましたか、それとも忰めが何か馬鹿な事でも致しましたか」