일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しそうどういんろん

思想動員論

戸坂 潤

戸坂 潤의 思想動員論(しそうどういんろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,012자 · 18화면

아오조라 문고

日本の民衆の凡庸層は、お上の胆煎りで自分達が独り立ちでやれることなら何でも好んでやりたがる。この民衆に対する思想文化動員のための機関は、正に松本主義に立つことを理想とするであろう。彼の第五インターナショナルの説や邦人説の如き、之に較べればアマチュアの道楽に過ぎまい。

かくて現下の日本の思想動員・文化動員・従って又言論動員が、特に半国権的・半官半民的・な通路を辿らずには行なわれないということは、注意しなければならぬ点だ。例えば日本の放送協会が丁度そうだ、いやそれよりも大事なことは、もし日本に日本特有の型のファシズムが発達し、日本型文化ファシズムが盛んになるとしたら、それは必ずやこういう軌道を辿ってであろうということだ。

さて併し、こうした半官憲的文化動員・思想動員が、その作為的なポーズに拘らず、自然な文化的信用を民衆の間に博するかどうかは、実際極めて疑問と云う他ない。日本の国民はなる程官憲的なものには容易に腰を屈するエティケット(儀礼)を知っている。エティケットだけではない、そういう習い性さえ持っている。だが之は信用の表現とは別物だ。又彼等にはお上の文化を権威あるように思う癖はある。