후리가나로 읽는 일본 고전
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せいかくひはんのもんだい
性格批判の問題
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 性格批判の問題(せいかくひはんのもんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,808자 · 16화면
私はこれらの作品を、作者の意欲の方向に反対するが故に、余り高く評価しないのではあるが、然しその芸術的構成には種々の示唆を受ける。
吾国の作家は、この芸術的構成ということを余りに軽視しがちではあるまいか。いやそれよりも、批判の力が不足なためにそうした結果を来したのかも知れない。このことは一人の作家の業績を辿っても分る。例えば、横光利一氏の「受難者」には、いつもほどの批判力を作者が持ち続けていないことが現われている。受難者芝の異常な心理を描出するに当って、芝の性格に対する作者の批判と把握とが不足してるために、一篇の構成がひどく弛んでいる。外部から間接に取扱った為ではなく、取扱う前の用意に於て、どこか至らない処があったのであろう。
事件や行為など、凡て人事的な事柄は、その当面の主体たる人物性格によって、一種の歪曲をなす。またこの歪曲を辿る時には、その人物性格につき当る。この条理を明確に認識する作家は、芸術的構成の真諦を解するものと云ってよいだろう。
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其他、まだ云わねばならぬ事柄があるけれど、時間不足のためにこれで止める。
近代の文学は、個人の精神内部に、識域下に、広い領土を発見した。