일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かいとうおう

怪塔王

海野 十三

海野 十三의 怪塔王(かいとうおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,635자 · 337화면

아오조라 문고

大尉は、さらに声をはげまして、

「ああもしもし、大利根博士! 私は塩田大尉です。急用ですからちょっとここをあけてください」

それでもまだ、部屋の中はしずまりかえっています。

「ああ、もしもし、大利根博士!」

三たび大尉は、扉の前で叫びました。さっき電話をかけたとき、話はよく聞きとれなかったが、博士か誰かわからぬが低い声で返事をした者がありましたので、大尉の声を、せめてその者でも聞きつけて出て来そうなものだとおもったのです。

ちょうどそのときでした。扉の向こうから怪しい声がきこえてきたのは。――

5

扉の向こうで、はじめて人の声がきこえました。

「ああ、ああ、うるさい。わしは研究中だ。誰がきても会わんぞ。今日はだめだめ。帰ってくれ」

博士は嗄れ声でどなるようにいいました。

塩田大尉と一彦とは、顔をみあわせました。

「博士はいるのですね」

と一彦は小さい声で塩田大尉にささやきました。

「うむ、博士はやっぱりこの中に居られたね、ふふむ」

と大尉はなにか意外な面持で、ひとりで感心していました。大尉は博士が留守のようにおもっていたらしくおもわれます。

「塩田大尉が来たということが、はっきり博士の耳に通じないのですよ。