후리가나로 읽는 일본 고전
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かいとうおう
怪塔王
海野 十三
海野 十三의 怪塔王(かいとうおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,635자 · 337화면
「ところがそうはいかないよ、一彦君」
「なぜです」
「だって、このとおり、あべこべ砲はひどく壊れているじゃないか。その上、大利根博士がどこに行ったのか、姿が見えんではないか」
4
怪塔王の持っている磁力砲を負かすことが出来そうに思われるあべこべ砲が、大利根博士の秘密室の中にころがっていましたが、残念にも、あべこべ砲は壊れています上に、それを発明した大利根博士もいないのです。
塩田大尉と一彦とは、顔を見合わせてため息をつきました。
「なんとかして大利根博士を、早く見つけるより仕方がない」
「そうですね、博士はこんな大事な機械をここへおいて、どこへいってしまったのでしょうね」
といったとき、はっと一彦が思い出したものがあります。それは、外からつづいていたあの気味のわるい血のあとのことです。
(そうだ。あの血のあと! あれはこの部屋へつづいていたが、どうなっているのかしら)
一彦は、少年探偵気どりで、血のあとをしらべにかかりました。
血は、この部屋にはいると、たいへんたくさん床の上にこぼれていました。それは、床の上になにかひきずっていったように、条になっていました。