일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かいきじんぞうとう

怪奇人造島

寺島 柾史

寺島 柾史의 怪奇人造島(かいきじんぞうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,159자 · 87화면

아오조라 문고

老博士は、とうとう、機関の修理を押付けられてしまった。

「炭水はあるかね」

「あります。この三ヶ月、一塊の石炭も使わなかったので□」

「機械油は?」

「それも十分です」

「ではひとつ、心臓の手入れをしてみようか」老博士は、やっと腰をあげた。陳君は、僕に向って、

「君は、また運転士だぜ。すぐ用意をしたまえよ。博士の修理が出来たら、僕は、すぐに機関を動かしてみせる。そのまに、石炭を汽罐に放り込んで置こうか」気の早い陳君は、逸早く昇降口から姿を消してしまった。

魔の海! 魔の海!

果して、数時間ののち、幽霊船虎丸は、運命の方船を、海洋に捨て、単独で動き出した。心臓部の機関が、軽快な響きを立てて回転し、太い煙突からは、海洋を圧するような黒煙が吐き出され、十五節の速度で、西に針路を執って航行しはじめた。僕は、得意満面である。西へ! 西へ! 西方には、祖国日本が横わっている。

僕は、運転室で、やたらに口笛を吹いた。

数ヶ月前、横浜埠頭で、ハマの船員たちに騙されて、密猟船虎丸のボーイとして乗船した僕が、今は、素人ながら、一等運転士の貫録をみせて、納り返っているなど、まったく夢のようだ。