일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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きょうりゅうとう

恐竜島

海野 十三

海野 十三의 恐竜島(きょうりゅうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,662자 · 199화면

아오조라 문고

それは、海中の岩の上のぴかぴか光るものに、すこしでも近づくためだった。

モレロは、そのぴかぴかの正体をもう少しはっきり見きわめたいと思った。彼は二人の水夫のように、それが黄金色をした恐竜の卵であるなどとは思っていなかった。大昔の海賊が持ちこんだ金貨か黄金製の装飾品か武器のたぐいであろうと見当をつけていた。

あいにくと、望遠鏡を持ってこなかったので、残念でしかたがなかった。そこで崖を中段まで下り、二人の水夫に命じて、小さい岩のかけらを、かのぴかぴか光るものに向って、力いっぱい投げさせてみたのである。それがうまくとどいて命中すれば、音がするであろうし、また位置をかえ、あるいははじきとばすであろう。それによって、ぴかぴか光るものが何であるかを、もっと正確に診断することができるはず――と、モレロは、彼らしい智恵をはたらかせたのであった。

フランソアとラルサンは、水夫になって以来はじめて命じられたこの仕事を、とにかくはじめたのだった。上の崖から落としておいた岩のかけらを足もとからひろいあげ、

「えいッ」

「それッ」

と投げつづけたのである。

ところが、モレロが考えたようには、なかなかいかなかった。