후리가나로 읽는 일본 고전
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きょうりゅうとう
恐竜島
海野 十三
海野 十三의 恐竜島(きょうりゅうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,662자 · 199화면
かまやしないを二度もくりかえして、ラツールはすっかり笑顔になった。そして帆綱をぐいとひっぱった。帆は海風をいっぱいにはらんだ。風はまともに島へむけて吹いている。がらっととりこし苦労とうれいとを捨てたラツールのフランス人らしい性格に、玉太郎は強い感動をうけた。そこで玉太郎は、ラツールのわきへ行ってあぐらをかくと、口笛を吹きだした。彼の好きな「乾盃の歌」だ。するとラツールも笑って、口笛にあわせて空缶のお尻を木片でにぎやかにたたきだした。
ポチも、二人のところへとんでくると、うれしそうに尾をふって、じゃれだした。
焼けつくような陽が、近づく謎の島の椰子の林に、ゆうゆうとかげろうをたてている。
上陸に成功
筏は、海岸に近づいた。
海底はうんと浅くなって、うす青いきれいな水を通して珊瑚礁が、大きなじゅうたんをしきつめたように見える。その間に、小魚が元気よく泳いでいる。
「きれいな魚がいますよ。ラツールさん。あっ、まっ赤なのがいる。紫色のも、赤と青の縞になっているのも……」
「君は、この魚を標本にもってかえりたいだろう」
「そうですとも。ぜひもって帰りたいですね、全部の種類を集めてね、大きな箱に入れて……」