후리가나로 읽는 일본 고전
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わがじんせいかん
我が人生観
坂口 安吾의 我が人生観(わがじんせいかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,633자 · 16화면
下山総裁は催眠薬を用いていたというから、病状の悪化を自覚する程度であったに相違なく、彼は意志によって、抑圧につとめていたのであろうと思う。(彼が鬱病の病歴があったことは、雑誌に発表された調書にも明記されている)ストがあったり、三国人に睾丸を蹴られたり、彼にショックや混乱を与えることが続出しており、その相当な抑制力で、やっと防ぎとめているような状態であったようだ。
こういう状態の時には、別にさしたるショックや、見るべき動機がなくとも、綱のきれた風船のように、フラフラとさまよいだすことがある。
そのときには、ただフラフラ、つないだ綱がとけた程度にただフッと抵抗を失っただけで、自分でどッちへ行って何をしようというような明確なものはない。又、明確な意志や目的があって抵抗を解いたものでもない。
ままよ、まさかの時は死ねばすむことさ、ぐらいの気持はあっても、自殺しようという意志はほとんどなく、むしろ、なんとかして生きる力をもとめ、強く生きなければ、もっと意力を恢復しなければ、ということを考えているものだ。
私の経験でいうと、こうして綱の切れた風船状態の時には、親しい人に会いたくなるのだ。