후리가나로 읽는 일본 고전
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〈わがあいするしじんのでんき〉(ほい)
〈我が愛する詩人の伝記〉(補遺)
室生 犀星
室生 犀星의 〈我が愛する詩人の伝記〉(補遺)(〈わがあいするしじんのでんき〉(ほい))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,167자 · 22화면
そんなのならもう読まないよと私は仏頂面であった。或る日春夫の所に行き、惣之助の小説は読んだかどうかと聞くと、春夫という男は事文学に関するときゅうに大学教授の、しかづめらしい名調子で言った。惣之助の小説は叙景叙事は巧みであるが、人間を書くには多くの手落があるんだ、二三の雑誌の人にも見てもらったが悉くその点で批評は一致していると言った。
春夫の机の脇の棚の上に、大判の原稿の綴りが十篇つまれていて、それが惣之助の小説であるらしかった。私はそれを見ないで戻ったが、何ヶ月後かに惣之助は小説二篇を携えて来て、何処かに出してくれる雑誌があったら出してくれといい、私は仏頂面をゆるめてその一篇を「電気と文芸」という当時の文芸欄のある雑誌にのせて貰い、べつの一篇を「中学世界」の文芸欄にのせて貰った。惣之助はそれらの纒まった原稿料というものを受け取るとたいへん喜んでくれた。だから私はつい春夫に頼んで見たってだめだよ、あの男は子供の時分から大家仕立で育っているから、それが邪魔になって君の原稿をかついで※(「廴+囘」、第4水準2-12-11)ることが出来ないんだといった。