일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あるおんな

或る女

有島 武郎

有島 武郎의 或る女(あるおんな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 149,981자 · 295화면

아오조라 문고

葉子はなんとなくその行燈に興味をひかれてしまっていた。いたずら好きなその心は、嘉永ごろの浦賀にでもあればありそうなこの旅籠屋に足を休めるのを恐ろしくおもしろく思った。店にしゃがんで、番頭と何か話しているあばずれたような女中までが目にとまった。そして葉子が体よく物を言おうとしていると、古藤がいきなり取りかまわない調子で、

「どこか静かな部屋に案内してください」

と無愛想に先を越してしまった。

「へいへい、どうぞこちらへ」

女中は二人をまじまじと見やりながら、客の前もかまわず、番頭と目を見合わせて、さげすんだらしい笑いをもらして案内に立った。

ぎしぎしと板ぎしみのするまっ黒な狭い階子段を上がって、西に突き当たった六畳ほどの狭い部屋に案内して、突っ立ったままで荒っぽく二人を不思議そうに女中は見比べるのだった。油じみた襟元を思い出させるような、西に出窓のある薄ぎたない部屋の中を女中をひっくるめてにらみ回しながら古藤は、

「外部よりひどい……どこか他所にしましょうか」

と葉子を見返った。葉子はそれには耳もかさずに、思慮深い貴女のような物腰で女中のほうに向いていった。