일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あるしょうじょのしまで

或る少女の死まで 他二篇

室生 犀星

室生 犀星의 或る少女の死まで 他二篇(あるしょうじょのしまで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 113,554자 · 228화면

아오조라 문고

」

私はこの哀れな動物に殆んど想像することのできないほどの深い愛を感じた。そしてこの耳を噛んだ対手の犬に復讐いなければならなかった。

「シロ! 行け。何処でやられたのだ。」

私はシロとともに無暗に昂奮して、シロの来た方の道を走った。シロは高く吠えて私よりさきに走った。

シロは裏町のある家の門のところで、急に唸り出した。門の中から黒白の斑点のある大きな犬が飛び出した。シロは私という加勢に元気づけられたために、いきなり飛びついた。けれどもシロは小さかったために仰向けに組み敷かれた。シロは悲鳴を挙げた。私はもう我慢ができなかった。いきなり下駄を脱ぐと雪の中を素足になって、上に乗りかかっているシロの敵をめちゃくちゃにひっぱたいた。敵は悲鳴をあげた。シロはその隙に起き上って完全に敵を組みしいて噛みついた。

「シロ。しっかりやれ。僕がついている。」

私は冷たさもしらないで雪の上をとんとん踏んだ。シロは勝った。

そこへ門の中から私とは二級上の少年が出て来た。そしてこんどは自分の犬にけしかけた。

「生意気言うな。きさまの犬より僕のやつは強いんだ。」

私は彼の前へ飛びかかるように進んだ。