후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せんそうジャーナリストろん
戦争ジャーナリスト論
戸坂 潤
戸坂 潤의 戦争ジャーナリスト論(せんそうジャーナリストろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,881자 · 18화면
それに直接連関のある限りに於て、わずかに外交的・社会的・政治的・な関心を示す戦争技術家の言として素人は興味を以て聞くではあろうが、さてその戦争の社会的認識の点になると、読者はもうあまり安心しては聞いていない。前にも云った通り、戦争は社会秩序の或る特殊な場合だ。従って最も複雑な場合でもあるわけだ。処が之を社会そのものの一環として見渡すことを省略して、単に戦争技術としての作戦観からばかり結論を惹きだすのでは、充分な戦争のジャーナリスティックな評論と云うことは出来ない。而もこうした典型にあて嵌まる軍人式評論、つまり軍事的に玄人であるが故に社会的に素人である処の評論家が、今日では往々無批判な通行券を有ち勝ちだ。戦争こそは社会的常識の発達をば充分に活用して初めて認識されるべき事柄であるのだ。
三島康夫氏は、こういう戦争プロパーの評論家のタイプの内、恐らく最も常識の発達した人の一人だろう。この評論家の書くものには、比較的に社会的独断が少なく、又客観的な分析の能力にも富んでいる。この点少なくとも読者を惹くものがあるのだ。デマゴギーや教訓や独善なあれこれの思想的雑炊がないことも、時節柄珍しいと云う他ない。