후리가나로 읽는 일본 고전
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せんそういがくのおじょくにふれて
戦争医学の汚辱にふれて
平光 吾一
平光 吾一의 戦争医学の汚辱にふれて(せんそういがくのおじょくにふれて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,206자 · 24화면
学生の戦闘隊も組織されるし、学内在郷軍人分会も成立した。医学部の屋上には高射砲が備えつけられた。工学部では風船爆弾を製造した実績をかわれてか、軍の要請に応じて新兵器の製作研究に総力をあげ、文科系の各学部の学生たちは多くが軍需工場へ動員されていた。
医学部でも内外科の主なる教授たちは、陸軍省嘱託となり、種々の戦時医学の研究を命ぜられる一方、西部軍管下軍医部の指導を行うため、各地の軍病院の傷病兵を回診していた。ことに石山教授は第一外科主任教授として軍陣医学に最も密接な関係があったため、多忙をきわめていた。とに角、軍と大学が馴れあい過ぎていたのである。
このように九大そのものが戦争の渦紋の中へ完全に巻き込まれていた頃、大本営から、西部軍司令部に捕縛していた米軍飛行士の中、無差別爆撃を行った事実あるものは速かに断罪すべしと吉川参謀を経ての命令伝達があった。西部軍法務部では早速調査した結果、三十数名の捕虜に死刑を宣告し、一部の捕虜は大空襲の翌朝法務部の玄関先で日本刀により斬殺された。ところが、西部軍首脳部の間には、徒らに斬殺、銃殺するよりは、捕虜処刑をもっと有意義な方法で断行すべきだとの意見があった。