일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せんそうろん

戦争論

坂口 安吾

坂口 安吾의 戦争論(せんそうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,716자 · 22화면

아오조라 문고

文化団体の如きものに於てすら、官僚性や陰謀政治家性は横溢しているが、自由を愛する公正なる魂は失われているのである。

宗教も、言論も、自由でなければならぬ。排他的、禁止弾圧の精神は、暴力に異ならず、すでに戦争の精神である。共産主義に於ける経済理論はともかくとして、それに附随する排他的、独善的強圧精神は、それ自体反文化的暴力に異ならず、かゝる暴力性は、進歩的の反対で、最も原始的なものである。

事実に於て、共産主義は、進歩的、文化的な思想ではない。なぜなら、個の自覚がないからで、したがって、自由の自覚がないのである。戦争中の日本には、各人に配給はあったが、個の自由はなかった。富貴貧者に生活の差は殆どなかったが、そのようなところに、人間の楽園はあり得ない。個人の自由がなければ、人生はゼロに等しい。

何事も、人に押しつけてはならないものだ。看板をかかげるだけで、自由の選択にまかせなければならない。看板に偽りある時は、自らその責任をとらねばならぬ。

こんな女に誰がした、という無自覚、無責任な、反文化的魂が、いたずらに世相に反抗をもらしたところで、いかなる進歩が有りうるであろうか。