일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げさくしゃ

戯作者

国枝 史郎

国枝 史郎의 戯作者(げさくしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,218자 · 21화면

아오조라 문고

畢世の仕事、不朽の仕事に、そろそろ取りかかる必要があろう」

こういう強い決心の下に「八犬伝」に筆を染めたのは、文化十一年の春であった。

この頃の馬琴の人気と来ては洵に眼覚しいものであって、戯作界の第一人者、誰一人歯の立つ者はなく、版元などは毎日のように機嫌伺いに人をよこし、狷介孤嶂の彼の心を努めて迎えようとした程である。

「八犬伝」の最初の編が一度市場へ現われるや、萬本即座に売り尽くすという空前の売れ行きを現わした。書斎の隣室へ朝から晩まで画工と彫刻師とが詰めかけて来て、一枚書ければ一枚だけ絵に描いて版に起こし、一編集まれば一編だけ、本に纏めて売り出すのであった、それでも読者は待ち兼ねて矢のような催促をするのであった。

こうして四編を出した時、馬琴はにわかに行き詰まった。

「俺は身分は武士であったが、何故か武芸を侮ってこれ迄一度も学んだことがない。武芸を知らずに武勇譚を書く、これは行き詰るのが当然である」

こう考えて来て当惑したが、そこは精力絶倫の馬琴のことであったから、決して挫折はしなかった。当時の剣客浅利又七郎へ贄を入れて門下となり、剣を修めようとしたのである。