일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんどうま

振動魔

海野 十三

海野 十三의 振動魔(しんどうま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,354자 · 34화면

아오조라 문고

呉子さんはこの辺の事情を、うすうす知ってはいたのであろうが、生れつきの善良なる心で、僕をいろいろと手厚く歓待してくれたのだった。

僕は、柿丘邸の門をくぐるときには、案内を乞わずに、黙って入りこむのが慣例になっていた。柿丘が呉子さんを迎えてからは、この不作法極まる訪問様式を、厳格に改めたいと思ったのではあるが、どうも習慣というのは恐ろしいもので、格子にちょいと手がかかると、僕はいつの間にやらガラガラとやってしまって、気のついたときには、茶の間の座蒲団の上にチョコナンと胡坐をかいているという有様だった。しかし僕は、柿丘邸の玄関と茶の間と台所と彼の書斎と、僕が泊るときにはいつも寝床をとってもらうことになっている離座敷との外には、立ち入らぬ様にきめていた。しかし、たった一度、眼も醒めるような紅模様のフカフカする寝室の並んだ夫妻のベッド・ルームを真昼のことだから誰も居ないだろうと思って覗きに行き、しかも失敗したことはあるが、まアそのような話は、しない方がいいだろう。

さて、その夏の或る日のことだった。

僕は講習会で、つまらぬ講義をすませてから(その講習会に、例の牝豚夫人が参加していたことは云うまでもない)、その夜のうちに、一寸読んで置きたい本があったので、その本が柿丘の書棚にあることを兼ねて眼をつけておいたものだ