일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

りゃくだつせられたるおとこ

掠奪せられたる男

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 掠奪せられたる男(りゃくだつせられたるおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,398자 · 48화면

아오조라 문고

「おい姐さん! 勿体ねえことをするんじゃねえや。犬よりも人間の方がよっぽど腹が空いてるんだ。」

秀子は呆気にとられて、その方を見返した。

角刈の男は立ち上った。そして二人の男が止めるのもきかずに、ビールのコップを高くさし上げた。

「やあこれは失敬、あはは、こちとらは酔っ払ってるんだ。姐さんと云ったなあ悪かった。勘弁してくんなせえ。で改めて、……えーと、奥さん! 犬のために祝盃を上げるんだ。人間は腹が空いても大丈夫だ。犬の野郎は浅ましいもんだ。わんわん吠えやがる。奥さん、勿体ねえが、なに構うこたあねえ、もっとやっておくんなせえ。わしらだって助けてやりまさあ。憚りながら五十銭もする米の飯を食っているんだ!」

「よせよ。よしなったら!」と一人の男が彼をしいてまた椅子に坐らした。

然し此度は秀子の方で口を開いた。彼女は一種の強猛な眼を光らしながら、口元には微笑を湛えていた。

「ほんとにいい景気ですわね、あなた方は。もう二三本私が麦酒を奢ってあげましょうよ。」

「そいつは有難え。」と角刈の男は云った。「実は………ええと、奥さん、この上ねえ不景気なんだ。こいつらがしみったれたことを云うもんで、なお胃袋が淋しくっていけねえ。