일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばんしゅうへいや

播州平野

宮本 百合子

宮本 百合子의 播州平野(ばんしゅうへいや)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,683자 · 214화면

아오조라 문고

これまでは、水無瀬川が氾濫して周囲の麦畑を水につけることはあっても、少し高みにある人家にさわりはなかった。今度は、西よりの川床が溢れるか溢れない時に、新道にせかれ、一時にどっとそこを越す奥山からの出水が、東からも全部落を洗い、水漬りにしたのであった。

その新道の上に、石田の家では家じゅうの畳をもち出して干した。古びて貧しげな仏壇も崩れかけたまま持ち出された。杙をうちこみ、綱をはり、そこへ濡れしょぼれたものをかけた。

部落じゅうが湯気を立てていたべた土の臭いを立てた。その日炊出しがされ、溺死した鶏が煮られた。

登代は、昔からの顔なじみの広さと信用とで、翌日から大工をたのみ、男を数人よび集めた。登代らしい着実さで、先ず必要な便所から修繕がはじめられた。毎日、新道の上に畳が運び出され、綱に物が干され、その間に床下が清潔に洗われ、床板が洗われ、墜ちた壁土がかきのけられて、左官がよばれた。しげのや縫子が、左官屋の女房と一緒に手伝いに働いた。

ひろ子からみれば、これらすべての手配はおどろくべき迅速さであった。母のきっぱりしたやりかたでこれらは進捗している。登代は、治郎をおぶって、重吉たちの子守をしてくれた婆さんの孫のところへ、守りをたのみに自分で行った。