일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばんしゅうへいや

播州平野

宮本 百合子

宮本 百合子의 播州平野(ばんしゅうへいや)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,683자 · 214화면

아오조라 문고

「――田原へはおいきませんの?」

「どうしたのさ、つやちゃん。そんなにせっつかなくたっていいのに――。お母さんに伺わなくちゃきめられないわ、そうでしょう?」

ひろ子は、まだところどころしか床板のはられていない階下へ下りて行った。戸棚の前で母に相談した。

「おいきませ、おいきませ。却ってそれがよろしうあります。ああいう気分の者じゃけ、ほん、いけんのう」

縫子とつれ立って出がけに、つや子は台所の土間にいた。

「じゃ、行って参ります」

こちらの廊下からひろ子が大きく声をかけたが、つや子は横顔を見せたまま返事をしなかった。

十二

何となし足早に小一丁ほど歩いて、段々ひろ子の気分は諧謔的になって来た。しまいに笑い出し、足どりも緩やかになって、ひろ子はユーモラスに、

「ああ、おどろいた」

と云った。

「二個の南瓜、裏道へ蹴出さる、と云う工合ね」

ひきしめられていた神経の反動という笑いかたで、縫子も歩きながらときどき立ちどまって笑った。

「駄目よ、縫子、やめなさい。そんな笑いかたすると、体がぐにゃぐにゃして、頭痛がすることよ」

二人は、部落にとってすべての悲しみと災害との象徴である軍用新道を歩いて行った。