일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばんしゅうへいや

播州平野

宮本 百合子

宮本 百合子의 播州平野(ばんしゅうへいや)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,683자 · 214화면

아오조라 문고

「不思議でありますねえ」

縫子はしんから偶然の符合をおどろくように濃い眉を傾けてひろ子を見た。

「ほんにミヨシというところがありました。三次とかくの。芸備線で二時間ほど広島から行ったところに」

「ふーん。そんなことってあるものなのかしら。――そいで、どういうところなの、その三次って……」

「病院はありますって」

「陸軍病院?」

「そうじゃないらしいけど……。もしかしたら、わたしつや子はんとつろうて行って見て来ようかと思って」

黙って熱心にきいていた登代が、

「その三次は、つや子はんがしらべに行きよった豊田村とはまるで別の方角のところじゃろ、のう」

「あれは万部線でありましょう」

「の、つや子はん、つや子はん、ちょいときてみさいの」

ねむりかかった治郎をあぶなっかしくおんぶして、つや子が土間から上って来た。

「のう、あんたが、先度ゆきよったのは豊田村じゃのう」

「はあ」

「そのとき、本部で、三次たらいうところのこと云わなんだか」

「さあ……」

「縫子はんが夢を見たといの、つろうて、さがしに行こうかと云うてじゃよ」

つや子は、薄すり凹んだ瞼をあげるようにして、縫子からひろ子、母へと視線をうつした。