후리가나로 읽는 일본 고전
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 敵討札所の霊験(かたきうちふだしょのれいげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,950자 · 249화면
山之助お繼は富川町へ駈けて参りますると、其の頃は彼処に土屋様の下屋敷があり、此方にはまばらに人家が有りは有りまするが、只今とは違って至って人家の少ない時分でございます。成程来て見ると茂左衞門の云った通り入口が門形に成りまして、竹の打付の開戸が片方明いて居て、其処に按腹揉療治という標札が打ってございます。是から中へ這入ると左右が少し許り畠になって、その横が生垣に成って居りますから、凡そ七八軒奥の方に家が建って居まして、表の方は小さい玄関様で、踏込が一間ばかり土間に成って居ります、又式台という程では有りませんが上り口は板間で、障子が二枚立って居り、此方の方は竹の打付窓でございます。あの辺は四月二十七日頃でももう蚊が出ると見えて、夕景に蚊遣を焚いて居る様子、庭の方を見ると、下らぬ花壇が出来て居りまして、其処に芥子や紫陽花などが植えて有って、隣家も遠い所のさびしい住居でございます。二人は窃っと藁苞の中から脇差を出して腰に差し、慄える足元を踏〆めて此の家の表に立ちましたのは、丁度日の暮掛りまする時。
山「御免なさいまし、お頼み申します」