후리가나로 읽는 일본 고전
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 敵討札所の霊験(かたきうちふだしょのれいげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,950자 · 249화면
と云って金を貸す。苦し紛れに借ると返せないから言訳に行くと、
永「もう十両も持って行け」
と三四十両も借財が出来ましたから、お梅は大事にしてはお寺へ手伝いに行き宜く勤めます。ちょうど九月節句前、鼠木綿の着物を縫上げて持って行くと、人が居ないから台所から上り、
梅「あの眞達さん、庄吉さん……居ないの、何方も入っしゃいませんか」
永「誰じゃ」
梅「はい」
永「おゝお梅さんか、此方へ来なさい」
梅「はい、まことに御無沙汰致しました」
永「いゝや最う何うも、もう出来たかえ、早いのう、今ねえ皆使に遣ったゞ、眞達も庄吉も居ないで退屈じゃア有るし、それに雨が降って来た故」
梅「いゝえ大した雨でもございません、どうと来るようで又あがりそうでございますよ」
永「そうかえ、檀家の者も来ぬから一人で一杯遣って居たのよ、おゝ着物がもう出来たか、好う出来た」
梅「お着悪うございましょうが……お着悪ければ又縫直しますから召して御覧なさいまし」
永「好う出来た、一盃酌いで呉れんかえ、何ぼう坊主でも酒の酌は女子が宜え、妙なものだ、出家になっても女子は断念出来ぬが、何うも自然に有るもので、出家しても諦められぬと云うが、女子は何うも妙に感じが違う」