일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みすじまちかいわい

斎藤茂吉随筆集

斎藤 茂吉

斎藤 茂吉의 斎藤茂吉随筆集(みすじまちかいわい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,559자 · 37화면

아오조라 문고

そして一つの専門に限局せずに、何でもやった。内科は無論、外科もやれば婦人科もやる、小児科もやれば耳鼻科もやるというので、夜半に引きつけた子供の患者などは幾たりも来た。そういう時には父は寝巻に袍のままで診察をする。私もそういう時には物珍しそうに起きて来て見ていると、ちょっとした手当で今まで人事不省になっていた孩児が泣き出す、もうこれでよいなどというと、母親が感謝して帰るというようなことは幾度となくあった。硝子を踏みつけた男が夜半に治を乞いに来て、それがなかなか除かれずに難儀したことなどもあった。咽に魚の骨を刺して来たのを妙な毛で作った器械で除いてやって患者の老人が涙をこぼして喜んだことなどもある。まだ喉頭鏡などの発明がなかった頃であるから、余計に感謝されたわけである。

今は医育機関が完備して、帝国大学の医学部か単科医科大学で医者を養成し、専門学校でさえもう低級だと論ずる向もあるくらいであるが、当時は内務省で医術開業試験を行ってそれに及第すれば医者になれたものである。

そこで多くの青年が地方から上京して開業医のところで雑役をしながら医学の勉強をする。