후리가나로 읽는 일본 고전
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だんそうがん
断層顔
海野 十三
海野 十三의 断層顔(だんそうがん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,033자 · 33화면
あなたは不満かも知れないが、約束ごとと思って諦めて下さい」
木田は奇声をあげて、身体をがたがた慄わせている。老探偵は、木田をなだめながら彼を抱えるようにして、アパートへ入っていった。
帆村の推察は当っていた。
裏口のところに、碇は全身朱にそまって死んでいた。軽機を抱えた特別警察隊員が集合していた。その隊長は、帆村と面識のある江川警部だった。
「ああ、帆村さん、殺してしまいましたよ。反抗したものですからね」
警部の話によると、交川博士殺しの嫌疑で碇曳治を要急逮捕に向ったところ、彼はいきなりピストルを二挺とりだして反抗をしたので、それから双方の撃ち合いとなり、遂にここで彼を撃ち倒したのだという。
「夫人はどうしました」
と、帆村は尋ねた。
「夫人は見えないのです。それから手廻り品なども見えないし、衣類戸棚も空っぽ同様なんです。夫人はどこかへ行っているらしいですね」
「おお、そうですか」
帆村は、ほっと小さい吐息をもらした。それから、甥に護られて暗がりの中にしょんぼり立っている木田のところへ行き、
「木田さん。もうこれ位でいいでしょう。さ、もう引揚げようではありませんか。