후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あたらしきシベリアをよこぎる
新しきシベリアを横切る
宮本 百合子
宮本 百合子의 新しきシベリアを横切る(あたらしきシベリアをよこぎる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 12,232자 · 25화면
むこうの方で、別の男の子が父親に同じ質問をしている。
――誰にも分らないステーションだよ。
靴にいっぱい雪をつけ、鼻のあたまを真赤にして手袋をぬぎながら車掌が入って来た。
――フーッ!
――何か起ったの?
――むこうの軟床車の下で車軸が折れたんです。もうすこしでひっくりかえるところだった。
ブリッジへ出て両手でわきの棒へつかまり、のり出して後部を見わたしたら、深い雪の中へ焚火がはじまっている。長靴はいて緑色制帽をかぶった列車技師が、しきりに一台の車の下をのぞいて指図している。棒材がなげ出してある。真黒い鉄の何かを運んで来て雪の中にころがしてある。山羊皮外套を雪の上へぬぎすて農民みたいな男が、車の下に這いこんだ。防寒靴の足の先だけが此処から見える。
日はキラキラさしている。雪は凍ってる。寒い。赤い房のついた三角帽をかぶった蒙古少年が雪をこいで、低い柵のむこうの家の見える方へ歩いて行く。犬があとからくっついて行く。
廊下へひっこんで来たら、むこうのはずれの車室から細君が首だけ出し、
――何が起ったんです?
良人は、ひろい背中を細君の方へ向け、脚をひらいて廊下に立ちパイプをふかしながら、