후리가나로 읽는 일본 고전
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にいづまのしゅき
新妻の手記
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 新妻の手記(にいづまのしゅき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,807자 · 22화면
長男の泰治さん夫妻と四歳になる孫娘が一緒に暮しており、泰治さんは農林省の役人である。ところで、泰治さんの奥さんが妊娠していて、お産はあと半月ばかり後の予定だそうだが、その時には近くの産科病院にはいることになっている。さて、問題はその入院中のことだ。女中が一人いるけれど、まだ十六歳の田舎出の小娘で、大して役に立たず、家の中のことから病院への面倒まではみかねるし、四つの娘の世話だけで手一杯である。家政婦を雇おうにも、よい人柄の者はなかなか見つからないようだし、伯父さまがだいたい家政婦というのを嫌いらしい。そこで、奥さんの入院中だけで結構だから、こちらの母に来て貰えまいか、ただ家の中に坐って指図だけしてくれればよい、との頼みだった。
よく考えてみて、家の者とも相談してみよう、そう母は答えたそうであるが、実は駒込の家に行くのが嫌なのである。そして私が代りに行ってくれまいかとの意向であり、先ず吉川に相談してみたのだった。
私は少し驚いた。まあ二週間か三週間、長くて一ヶ月、女中のつもりで行っても構わないが、あちらの人たちとは全く馴染みはないし、多分何の役にも立つまい。